~仲間入りした「ワークショップアクティブ」「ひまわり」「ほほえみ」「吾亦紅」の仲間たちは、はりきります~

社会福祉法人 遊歩 吾亦紅施設長・角喜美江

 

いつも【吾亦紅】を地域の一員として遇してくださる向井さんに感謝致します。障がいがある人たちが、「いつもいきいきと地域で過ごし、働いている姿を見られることは、地域の人に笑顔と優しみを与えるようだ」と向井さんは、その行動で示してくださいます。
十年前、「一緒にいい汗流しませんか」とBDFの仕事を紹介されました。今日もなかまは、地域の廃天ぷら油を回収し、BDFを製造し、そして配達と地域の中で、はりきっています。

また一つお誘いを頂きました。『「薬草の郷プロジェクト」のメンバーにぜひどうぞ』と。【吾亦紅】で、できることで参加しませんかとのことです。セイタカアワダチソウが我が物顔で、真っ黄色の大きな花を咲かせまくっている地域の景色を、同じ黄色でも小さくて可愛い花を咲かせるハブ茶の景色に、それをお茶にして食し、元気な人が増える地域に、プロジェクトを通して地域の人が頭を寄せ合い、笑い合い、協力し合う地域に、そして障がいがある人達に仕事が提供できる地域をめざしてと説明がありました。職員は支援に走り回っていて余裕のない【吾亦紅】の現状を忘れて心を大きく動かされました。
今まで、≪大人になったら誰もが働きましょうよ、誰もが働けますよ≫を合言葉にそのなかまに合ったしごと起こしをしてきました。働くとは、社会と繋がれる、周りのなかまに認められる、自分らしい自立に向かえる、そして、見合った工賃が得られるそういうことだと思っています。その工賃を手にした日に、家族に「回転ずし」をおごる、ボーリングになかまと行く、食費として1,000円を母親に渡す等【吾亦紅】のなかまの工賃の使い道は様々です。【吾亦紅】の工賃では、経済的に自立できるところまでには、とてもならないけれど。そのことを抜いても働くことは、なかまを輝かせています。出張紙すき教室で、昼食用宅配弁当配達で、BDFしごとで、なかまたちの働く姿を地域の人に見てもらってきました。また1つ、ハブ茶の鞘を摘み、庭(駐車場)で小さなお豆を取り出すしごとをしている姿を地域の人に見て頂けます。

 

お豆を取り出すしごとに変身です。また、「えいやっ」と尻もちをついたらお豆が鞘からはじけ飛びます。お尻は大きいほうがいいですね。任せてください。そうです 私達のしごとは鞘からお豆を取り出すしごとです。それらを見て他のなかまが「あっ しごとだねえ、すごいねえ、」と喜んでくれること必至です。近隣にある障害者事業所3か所にも声掛けして、吾亦紅を含めて4事業所で取組みます。事業所同士が協力し合うことができることも「薬草の郷」プロジェクトチームの素敵なところです。   
私が、学生時代、望んで止まなかった今で言うなら誰もが住みよい社会は、力づくや暴力では得られないと知りました。それを知るのに青春期を棒に振ったけれど、知ったことは今の私の仕事に生かせているようです。地域を住みよくするのは人の心です。一緒に交流する中で生まれる共感と理解です。障がいがある人もない人も誰もが住みよい地域になりたいが吾亦紅の願いです。その願いに向かって夢とロマンを両手に、プロジェクトチームの仲間にして頂けたことに感謝しながら、プロジェクトの皆様、地域の皆様のお気持ちに添えるようはりきりますのでよろしくお願い致します。

 

ハブ茶の種取り出し方法説明(向井)

箱の中に手を入れてハブ茶取出

吾亦紅の障がいをもつ皆さんがハブ茶の種を種が飛ばないように透明なビーニル袋のなかに手を入れて工夫し、種を取り出している