『万能薬・ハブ茶の里』プロジェクト立ち上げ~鳥取発の新ブランドで地方創生に貢献を目指す~

 

ハブ茶」はエビスグサという植物の種子(決明子)が原料のお茶です。

 

昔から便秘「高血圧・胃弱に効果があるとされ用いられてきました。

 

また、中国では「決明子(ケツメイシ)」の名前の通り目に活力(明かり)を与えるとされ、眼精疲労や目の充血解消の民間薬として使われてきました。

 

この程公益財団法人鳥取県農業農村担い手育成機構の上場重俊理事長のサポートを賜り、『ハブ茶の里』プロジェクトを立ち上げ、鳥取発の新ブランドで地方創生に貢献を目指すことになりました。

 

 

1 はじめに

米子城最後の城主・荒尾家の時代に岡山から国替えによってこの地に移り住んだ武士や町人のうちで、特に城主に命じられた商人が藩のために、現在の安倍・旗ヶ崎地区や彦名地区において荒れた砂山を崩して、水の力を利用して人々を動員し、長期間かけて自費で新田開発を行った歴史があります。

苦労の末切り開いた新田は豊かな実りを生み出し、現代においてもその商人の業である名を取って『呉服屋新田』と称され、人々の暮らしを支えています。

標題のお茶の名は『胡草』(エビスグサ)ともいい、マメ科の一年草で、春に種まき、夏には美しく、黄色の可愛い花が咲き、その花芽から細長いサヤが付き、秋になるとサヤの中に小豆粒の半分くらいの種がびっしりと並び、この種は『決明子』(ケツメイシ)と呼ばれており、種や葉は穫後に載煎され、漢方薬として飲まれておりました。

種の寿命は概ね10程度であるといわれ、かっては田や畑のあ畔に自生していた時代もありましたが、弓ヶ浜半島ではその記憶は人々から薄れ、いつの間にか気が付けば絶滅しているのが現状です。

 

2 『ハブ茶』の効能

『胡草』(エビスグサ)は通称『ハブ茶』と言い、その効能はマムシの毒をも制するとか、そしてその成分は『ハブ』のような旺盛な力を持っているといわれており、現代人特有の病に対しても緩やかで、やさしい効能・効果があるとされています。

その効能を特記すると(インターネットホームページより)

目、胃腸、肝臓、腎臓、高血圧、神経痛、リューマチ等の予防効果と共にお腹廻りの脂肪の減少等々、ダイエットにも効果があり、まさに飲む万能薬だと思います。

現在店頭販売の原料は概ね中國やインド産等、輸入品であり、残念ながら純国産品は見当たりません。

 

3 『ハブ茶』の試験栽培からプロジェクトの立ち上げ

私は、江戸時代から継ぐ商家の屋敷内で代々自家用として引き継がれて栽培され、家族の健康を守ってきた『ハブ茶』の種を縁あって譲り受けることが出以来2年間にわたって境港をはじめ米子市内の市民農園の一角で興味本位で栽培してきました。その結果約10kgの『ハブ茶』が収穫できました。収穫した『ハブ茶』を知人や友人に送り大変喜んで戴いていましたが、知人、友人、行政機関のサポートもあり、この度一念発揮して『ハブ茶』を大規模に収穫して環境改善・農業活性化ビジネス願望が芽生えたため『ハブ茶』プロジェクトを立ち上げることに決しました。

 

4 『万能薬・ハブ茶の里』の障がい者施設の皆さんとの協働で具現化

この『ハブ茶』プロジェクトの立ち上げに先立ち、当方で収穫した『ハブ茶』を米子市内の有名な老舗茶店の社長に直接持参してみて頂いた結果中國等からの輸入品と違い『ハブ茶』の粒子径も一回りも二回りも大きく国産の最高級品との評価をいただき、栽培への自信が深まってきています。今後は当面、弓ヶ浜半島地域で順次規模の拡大展開を図り、結果的には耕作放棄地の解消や、農業の担い手育成をすることによって、この地域での農業ビジネスのモデル創生を目指し、行政機関や地域農業者等の協力・協働を得た上で『万能薬・ハブ茶の里』と命名できるよう組織の法人化、地域の多くの皆さんや若い力を結集してモデルプロジェクトとして大願成就させたいと思っています。前述したとおり、夏には美しい花が咲き乱れますが、『ハブ茶』が絶滅した理由は、栽培より収穫後の人手を要する脱サヤ、乾燥、選別作業にあるといわれていますがその対策の方法の1つとして障がい者施設の仲間の皆様に積極的に参加していただいて、その収穫の喜びを分かち合うことで問題解決を図るためすでにお話を進めて了解をして戴いています。

 

5  鳥取発の新ブランドで地方創生に貢献

今後鳥取県の新ブランド戦略としてとして十分に適合する農業振興作物として適合可能な作物と思われます。『ハブ茶』の栽培方法は、原則として『無農薬有機栽培』農法であり、特に肥料は天然ゼオライトを併用した有機肥料を用い、自然環境に配慮した携帯で行う予定にしています。販売については老舗茶店の国際的なネットワークやの活用や、アンテナショップへの出店をもって安全で安心な商品開発が出来ると考えています。中海は、昨年ラムサール条約湿地登録10周年を迎えましたが、条約の基本理念であります『賢明な利用』はいまだ道中端の現状です。この計画は、すでに発表された『中海海洋牧場計画』の内特に中海の流域部を対象とした利活用法であり、湖岸の周辺の人が水に親しみ、楽しみながら新しい産業を育てて、結果的に鳥取県を盛り上げていく地方創世に対してささやかな貢献ができることを望んでいる次第です。